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「転職回数が多いようですが、なにか理由がありますか？」

こちらも、「すぐに転職してしまう人材ではないか」を判断するための質問です。
従って、忍耐力の無さを感じさせてしまう回答はNGです。
それぞれ、前向きな転職であったのなら、目的をしっかりと説明し、今回が最後の転職にしたいと思っていることを補足しましょう。

〇回答のポイント
・理由は必須
「飽きっぽい」だけだと感じられたら評価ダウンします。
・キャリアの一貫性
今までのキャリアとの具体的な共通点を探し伝えましょう。
・懸念を払拭
またすぐ転職するのでは？という懸念を払拭する回答

（NG回答例）
事前の説明と条件が異なったり、職場の雰囲気がよくなかったりと、なかなか運に恵まれずにやむを得ず転職し、このような職歴となりました。今度こそ、最後の転職にします。

（OK回答例）
回数は多いですが、それぞれスキルアップするべく、転職をしてまいりました。
当初は、既存顧客へのフォローが中心でしたが、次第に営業職として提案力や対応力を身に付けたいと思いました。
これまで一貫して人財業界で新規開拓営業や企画提案営業も経験し、また前職が非常に営業力の高い企業だったこともあり、大きく成長することができたと自負しております。今後は、その経験を活かし、御社に貢献していきたいと考えております。

「当社以外にどんな企業を受けていますか？」

どのような軸で転職活動をしているのか判断するための質問です。
「御社しか受けていません」という必要はありませんが、面接でアピールした志望動機や、転職軸と、実際に受けている企業にギャップがあると、応募企業への志望動機そのものを疑われてしまうかも。

〇回答のポイント
・ウソはつかない
転職軸が納得いくものなら、うそをつく必要はありません。正直に。
・一貫性
「どんな転職軸なのか」に一貫性があることが大切です。

（ＮＧ回答例）
今回の転職では、給与アップを実現したく思っておりますので、大手企業を中心に様々な企業を受けています。

（ＯＫな回答例）
建築業界の設計職に絞って応募しています。現在数社の選考が進んでおります。
とりわけ、前職の経験を活かせる、集合住宅設計のポジションは、御社を含めて第一志望群です。
是非引き続きこの分野で成長していきたいと考えております。