2023.03.10
建築設計図と建築施工図(生産設計図)の違い

暖かくなってきましたね、今年は花粉の飛散量が非常に多いそうです。
不快なのでとにかくこの時期が早く過ぎて欲しいと思う今日この頃・・・
設計図と施工図(生産設計図)の違い
設計図と施工図(生産設計図)の違いを理解していますか?
設計技術者や施工管理技術者の方からすると当然かもしれませんが違いを理解していない方が意外にCADオペレーターの皆様の中にいたりします。もしかしたら勘違いをしているかもしれませんので改めて確認しておきましょう。
設計図と施工図(生産設計図)それぞれの役割
・設計図とは
建築士など設計者が発注者から要望をヒアリングして提案する図面で、建物の形状・広さ・高さ・仕上げがわかる図面です。大きく分けて基本設計図と実施設計図の2つがあり、それぞれ役割が分かれています。
基本設計図はさらに立面図、各階平面図、仕上表など、建物の意匠を指す視覚的なもの。
実施設計図は設備図や構造図が加えられたさらに詳細な図面です。これらは発注者に提示提出して承認を得るだけでなく、各自治体の建築主事の審査を受け合格して初めて建設可能となります。
・施工図(生産設計図)とは
実施設計図の情報を元に施工管理技士や施工図担当が実際に建築するための情報を書き込んだ現場でモノを作るための図面です。
主に壁の厚さや仕上がり寸法、材料のサイズや取付向き等について詳細にかかれており、これに従い各種資材の手配や加工を各専門業者に依頼、発注します。
設計図と施工図の違い
さて、設計図(基本・実施)と施工図(生産設計図)について大まかに説明しましたがご理解頂けましたか?設計図と施工図、この説明だけでははっきりイメージ出来ない方もいるかもしれませんね。設計図と施工図の決定的な違いとは、「設計図=発注者向け、監督官庁向け」「施工図=現場施工する資材業者・職方用」という点でしょうか。
また、土木と建築によってその性質は大きく異なります。土木の現場では施工図(生産設計図)はほとんど存在しません。といっても現場に合わせて成り行きで施工するという意味ではなく、土木の設計図には施工のための詳細情報が書き入れられている事が多い為、施工図を作成する必要があまりない為です。
このつぶやきでは、社員が感じたことなどを皆様に発信していきます。
不快なのでとにかくこの時期が早く過ぎて欲しいと思う今日この頃・・・
設計図と施工図(生産設計図)の違い
設計図と施工図(生産設計図)の違いを理解していますか?
設計技術者や施工管理技術者の方からすると当然かもしれませんが違いを理解していない方が意外にCADオペレーターの皆様の中にいたりします。もしかしたら勘違いをしているかもしれませんので改めて確認しておきましょう。
設計図と施工図(生産設計図)それぞれの役割
・設計図とは
建築士など設計者が発注者から要望をヒアリングして提案する図面で、建物の形状・広さ・高さ・仕上げがわかる図面です。大きく分けて基本設計図と実施設計図の2つがあり、それぞれ役割が分かれています。
基本設計図はさらに立面図、各階平面図、仕上表など、建物の意匠を指す視覚的なもの。
実施設計図は設備図や構造図が加えられたさらに詳細な図面です。これらは発注者に提示提出して承認を得るだけでなく、各自治体の建築主事の審査を受け合格して初めて建設可能となります。
・施工図(生産設計図)とは
実施設計図の情報を元に施工管理技士や施工図担当が実際に建築するための情報を書き込んだ現場でモノを作るための図面です。
主に壁の厚さや仕上がり寸法、材料のサイズや取付向き等について詳細にかかれており、これに従い各種資材の手配や加工を各専門業者に依頼、発注します。
設計図と施工図の違い
さて、設計図(基本・実施)と施工図(生産設計図)について大まかに説明しましたがご理解頂けましたか?設計図と施工図、この説明だけでははっきりイメージ出来ない方もいるかもしれませんね。設計図と施工図の決定的な違いとは、「設計図=発注者向け、監督官庁向け」「施工図=現場施工する資材業者・職方用」という点でしょうか。
また、土木と建築によってその性質は大きく異なります。土木の現場では施工図(生産設計図)はほとんど存在しません。といっても現場に合わせて成り行きで施工するという意味ではなく、土木の設計図には施工のための詳細情報が書き入れられている事が多い為、施工図を作成する必要があまりない為です。
このつぶやきでは、社員が感じたことなどを皆様に発信していきます。